
質問をクリックすると回答を表示します。あくまでも管理人がこれまでに調べた少ない情報の範囲内で、管理人自身が「一般的だと思われる」ことをお伝えするにすぎません。ご参考になれば幸いです。
演劇の経験がないんですが大丈夫でしょうか?
もちろんOKです。シニア演劇・高齢者演劇に携わる人たちは、「演劇の楽しさ」をできるだけ多くの方に体験して欲しいと思っています。また、「演劇の経験がない」人は、プロの役者ない魅力があると考える演出家も多く、「演劇の経験がないこと」を条件にあげているところもあるくらいです。
高校で演劇部だったのですが、演劇の経験があると入れないのでしょうか?
とんでもないです。大歓迎です。シニア演劇・高齢者演劇の制作者、演出家は、夢の実現を喜んで応援しています。「演劇の経験がない」というのは、主催者によって様々ですが「プロとしてやった経験のない」人を指していると考えられます。
シニアって、いくつぐらいの人のこと?
シニア演劇への参加者は、55〜65歳を中心に、45〜85歳ぐらいまで広がりがあります。主催者によっては、上限・下限が決められている場合もあります。
高齢者演劇と呼ばれる場合は、60代以上が中心です。
男女、どちらが多い?
全体的に女性の方が多いようです。とくに大都市では、顕著で、女性だけのところもあります。その他の地域では、男女混合型が多いですが、それでも男性は約3〜4割を越えません。ゆえに男性の参加は大歓迎です。
みんなどんな理由で来るんですか?
「若い頃、演劇をやってみたかったができなかった」「子育てが終わり時間が空いた」「何かに挑戦してみたかった」「退職してヒマができた」「自分を変えてみたかった」という理由が多く聞かれます。
練習期間や時間はどれくらい?
行政や文化財団が主催する演劇講座としては、半年〜1年が一般的で、週1〜2回(発表会前はやや増加)。1回の時間は約2時間〜4時間ぐらいです。
発表会があるんですか?
ないところもありますが、発表会がある方が達成感があるという声が多く、本サイトでも、発表会のあるところを紹介しています。ちなみに「演劇講座」ではなく、「劇団」として活動しているところは、発表会でなく「公演」という位置づけです。
親の介護や仕事の事情で休むかもしれませんが・・?
演劇は共同して取り組むため、休めば当然、他の人に迷惑がかかります。しかし、シニア演劇・高齢者演劇の場合は、ご質問のような事情の方が多く、ときどき稽古を休むのはやむを得ないと考えられています(ただし、その分、セリフを早く覚えるなどの努力は必要)。また、そのような事情があらかじめわかっているのであれば、配役が決まる前に伝えておくと配慮してもらえる場合もあります。
配役は誰が決めるんですか?チョイ役だったらいやだなと思うんですが・・?
基本的には演出家です。その人の個性やセンス、稽古に通える環境にあるかどうか等を総合して判断されます。管理人が知っている範囲では、一人ひとりに見せ場があり、主役はいる場合もありますが、チョイ役の人はいませんでした。
稽古は、厳しいですか?ついていけるかしら?
指導者によっても異なり、また、団員や講座受講生の受けとめ方にもよりますので、一概には言えません。「人生でこれほど怒られたことはない」と憤慨してやめた例をひとつ聞いていますが、ほとんどの方は「やさしい」「ためになる」「怒られるのが新鮮」と感じているようです。
俳優になるチャンスはありますか?
シニア劇団に所属していると、ドラマやCMへの出演依頼もあるようですが、プロの俳優をめざすのなら、芸能プロダクションやプロの劇団のオーデションを受けた方がいいかもしれません。ちなみに本サイトは、「プロの俳優になりたい」人でなく、プロの力を借りながら、「演劇をやりたい」人向けの情報を発信しています。
シニア演劇にはどんなメリットがあるんですか?
発表会や公演で「幕が下りたとたん、みんなで抱き合って泣いた」という話を聞きます。演出家の指導の下、自分の殻を破りながら、みんなと協力して、作品を創り上げた「達成感を味わえる」ことが、大きなメリットのひとつといえます。詳しくは、管理人のブログ「素晴らしき!シニア演劇」にて紹介します。
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